近年、“子供の知育”に良いとされ日本でも注目されているボードゲーム(略してボドゲ)。
クリスマスプレゼントに向け、どんなボードゲームを買おうか迷っているお父さんお母さんも多いのでは?
子供と一緒に遊べて面白いのはもちろん、家族や友人、大人同士でも意外と楽しく盛り上がるゲームなんですよね!
そこで今回は、ネットの情報やレビューを参考に、4歳〜5歳の子供を対象にした知育に良いボドゲ20選をまとめました。
- ボードゲームとは
- なぜボードゲームは子供の知育に良いとされているのか
- 【4歳〜5歳の子供対象】知育に良いおすすめボドゲ20選
- ボードゲームはどこで買えるのか
最後まで楽しんでいってくださいね!
【4・5歳】子供の知育に良いボードゲーム
そもそも、ボードゲームってどんなことするの?
ボードゲームとは
ボードゲームとは、テーブルの上にボードや駒、カード、サイコロなどの道具を置いて複数人で遊ぶゲームの総称です。
今流行りのオンラインゲームやビデオゲームとは異なり、電子機器を一歳使わず、卓上の道具や紙、ペンなどを使って楽しむ、アナログなゲームですね。
どんな種類のボードゲームがあるの?
ボードゲームには、以下のようなものがあります。
- 人生ゲーム
- すごろく
- 将棋
- オセロ
- チェス
- トランプ
- バックギャモン
- 麻雀
ボードゲームには、ほんの短時間で遊べるものからじっくり時間をかけて考えながら楽しめるものまで、様々な種類があります。
大人向けのボードゲームは、結構プレイヤー同士の駆け引きや心理戦をじっくり楽しめるものもあるよね
英語では“board game”や“tabletop game(卓上ゲーム)”と呼ばれて親しまれているね
元々ボードゲームといえば、海外では一定の人気のある定番ゲームでしたが、日本ではどちらかといえば少々マニアックなゲームのイメージでもありました。
しかし、実は子供の知育・教育にとても良いということが近年の研究で明らかにされてきており、国内外問わず人気が増しています。
このボードゲームによる知育・教育効果は年々注目が集まっており、家庭だけでなく学校、大学、図書館、学習塾でも導入されるようになっています。
なぜボードゲームが子供の知育に良いのか
ボードゲームは、子供の知育・発達において重要な役割を果たします。
知育とは?
知育とは、知的能力を幼少期より育んでいく教育のことです。知育という言葉は、古くは明治時代に福沢諭吉の著書「学問のすゝめ」で「三育」が紹介されたことで、日本国内に広がったと言われています。
三育というのは、イギリスの学者ハーバート・スペンサーが著書「教育論」(1861年)で示した子どもに対する教育の考え方です。スペンサーは教育の基本となるのは、知育・体育・徳育の三育であると説いています。
引用元:べピーパーク
- 知育:自分で考える・判断する力などの知的能力を伸ばすこと
- 徳育:人に対しての思いやりなど道徳心を育てること
- 体育:身体能力・体力をつけることを通して、健康的な生活を送れるように育てる
これらの教育を目的としているのが「知育」だね!
特に、ボードゲームは以下の点において子供の知育教育に優れていると考えられています。
- 論理的思考の発達: ルールや戦略を理解しながら進める必要があるため、論理的思考を鍛えます。
- コミュニケーションスキル: プレイヤー同士で話し合いや協力をすることで、コミュニケーション能力が向上します。また、勝ち負けを通じて感情のコントロールも学べます。
- 問題解決能力: ゲーム中に発生する問題や課題を解決することで、問題解決能力が養われます。
- 集中力と忍耐力: 一定時間ゲームに集中し続けることで、集中力と忍耐力を高めることができます。
- 数学的思考: サイコロやカードを使うゲームでは、数を数える、計算するなどの数学的スキルも磨かれます。
特に、論理的思考力や記憶力を育む効果があり、これらはすべての学習の基盤となる能力です。
子供を対象にしたボードゲームは、親しみやすい絵柄やキャラクター、対象年齢に合わせた覚えやすいルールなどが用意されています。
そのため変に難しすぎることなく、あくまで「ゲームとして遊びながら頭を使う」ことで、主体的に行動する力・想像力・判断力・情報処理能力が身についていく、というしくみなんですね。
また、ボードゲームは単なる遊びではなく、社会性を育むための重要なツールともなります。
決められたルールを守りながら、他者と遊ぶことで自然と協調性やコミュニケーション能力を培うことができるとされています。
海外では多くの企業が子どもの知育・教育に役立つボードゲーム開発に取り組んでいて、ドイツでは年間に千種類を超えるボードゲームの新作が発売されているらしいよ!
では、実際にどんなボードゲームがあるのでしょうか?
【ボードゲーム】子供の知育に良いボドゲ20選!4歳5歳まで対象
近年人気が高まっているボードゲーム。
ここでは、ネット上のレビューや関連サイトの情報をもとに、4歳5歳までの子供を対象とした、家族で遊べる人気ボードゲーム20選をご紹介します!
一部対象年齢より上のもあるけど、4歳〜5歳から遊べる内容のものだから安心してね
1: 『ナンジャモンジャ』
- プレイ時間:約15分
- プレイ人数:2-6人
- 対象年齢: 4歳〜
頭と手足だけの個性的な生物「ナンジャモンジャ族」が登場するゲーム。
プレイヤーは出てきたモンスターにユニークな名前をつけ、その名前を覚えるという単純なルールでプレイしやすいゲームなのが特徴。
ただし全員でその名前を覚え、以降、めくられたらその名前をいち早く呼ぶことでカードを獲得していきます。
テレビで取り上げられたこともある人気カードゲームの一つです。
記憶力や反応力を試されるし、家族でやっても盛り上がるゲームだね!
ナンジャモンジャには「ミドリ」と「シロ」の2つのタイプがあります。
どちらも面白く盛り上がりますが、どちらかというと「ミドリ」がやや人気の傾向アリ。
2: 『カヤナック』
- プレイ時間:10-15分
- プレイ人数:2-6人
- 対象年齢: 4歳〜
すごろく+魚釣りが組み合わされたボードゲーム。
「ここだ!」と思うところに穴を開けて釣り針(磁石)を入れ、魚(鉄の玉)を釣りあげる。
先に10匹釣った方が勝ち。
ルール自体は簡単なので、3歳頃から理解して遊べていたというレビューもありました。
ただし、ゲームのパーツが細かいので、赤ちゃんがいる家庭は要注意!
3: どうぶつしょうぎ
- プレイ時間:5〜10分
- プレイ人数:2人
- 対象年齢:4歳~
3×4マスの盤と、8枚の駒で遊ぶミニ将棋で子供用に簡略化したもの。
特に子供の「考える力」を養います。
シンプルにわかりやすく、かわいいどうぶつキャラクターの絵柄で見た目にも親しみやすいつくりになっています。
集中力や思考力を育てるのに最適なゲーム!
4: 『宝石がいっぱい!』
- プレイ時間:5分
- プレイ人数:2~6人
- 対象年齢:4歳〜
プレイ時間5分ほどのハイテンポで楽しむ宝石発掘ボドゲ!
特にきれいなものやキラキラ好きのお子さんにはハマりやすいゲームかもしれませんね。
ルールは簡単で、手番が来たら採掘カードをめくり、「宝石カード」が出たら得点。
11個の宝石が見つかったらゲームは終了で、珍しい宝石をたくさん持っていた人(得点が高い人)の勝ちとなります。
5: 『窓ふき職人』
- プレイ時間:15分
- プレイ人数:2-6人
- 対象年齢:5歳〜
こちらもルールは簡単で、様々な形の窓からお題と同じ形の窓を目測で当てるゲームで、空間認識やスピード力を養うことができます。
意外と大人より、子どもの方が得意みたいです!
6: 『こぶたのおんぶレース』
- プレイ時間:20分
- プレイ人数: 2~7人用(推奨4人以上)
- 対象年齢:4歳〜
バランス感覚を養うゲーム。
プレイヤーは、サイコロを振って自分の「コブタくん」を進めていき、他のコブタくんの背中に乗ったまま連れていってもらったりしながらゴールを目指します。
特に手先の器用さや集中力を必要とし、子供たちが楽しみながら自然にバランス感覚を身につけることができます。
また、親子で協力しながらプレイすることで、コミュニケーションの機会も増えます!
7: 『ドラゴミノ』
- プレイ時間:15分
- プレイ人数:2~4人
- 対象年齢:6歳〜
ドイツKiSDJキッズボードゲーム賞大賞の人気ボドゲ。
ドラゴンが住む地形をタイルでうまく繋げながら赤ちゃんドラゴンを見つけ出すゲームです。
対象年齢は6歳ですが、ルールがとてもシンプルで馴染みやすく、子供でもすぐに理解してプレイすることができます。
8: 『ねことねずみの大レース』
- プレイ時間:30分
- プレイ人数:2人〜4人
- 対象年齢:4歳〜
その名の通り、猫とねずみの追いかけっこすごろく。
ねずみは遠くの部屋に行くほど大きなチーズがもらえるが、後から追いかけてくる猫からも逃げなければなりません。
大きなチーズを狙うか、小さいものでも確実に手に入れるか・・・?
ハラハラドキドキ、スリル満点のゲームで、子供はもちろん、大人同士でも盛り上がるボードゲームです。
9: 『ナンテッタ』
- プレイ時間:10分
- プレイ人数:3〜7人
- 対象年齢:4歳〜
読み札のないカルタ。
読み手役1人が、自由に選んだタイルのキャラクターの気持ちを元に、空白の吹き出しに入りそうなセリフを自分で考え声で伝えます。
そして他の全員が、該当する絵を察して早取りする、新感覚かるたゲームです。
人それぞれユーモア溢れるセリフやわかりやすいセリフなど、メンバーが変わるたびに作り出されるのが面白いですね。
特に子供の発想力や共感力などが培われるゲームです。
10: 『ワードバスケット・ジュニア』
- プレイ時間:10分
- プレイ人数:2~8人
- 対象年齢:4歳〜
ルールがシンプルなしりとりゲーム。
基本の遊び方や面白さはそのままに、ルールやカードを易しくアレンジして小さな子供でも楽しく遊べるようにしたゲームです。
箱の中のひらがなから始まり手札のひらがなで終わるワードを考えて、思いついた人からカードを箱に投げ入れます。
早いもの勝ち。
大人でも語彙力が十分に試されるゲームだね。笑
11:『かくれんぼオバケ』
- プレイ時間:10分
- プレイ人数:2〜5人
- 対象年齢:6歳〜
交代で1人ずつ「悪霊」役になり、城内の6部屋のつながりと他の人たちのコマの位置を考えながら、多くのオバケが集まりそうな1部屋を選んでこっそり待ち伏せ。
まんまとその部屋に移動してきた他のオバケたちを脅かして、より多くの“おびえチップ”を集めるゲーム。
対象年齢は6歳ですが、ルール自体はシンプルなので5歳からでも遊べる内容になっています。
あわよくば一網打尽にしようと奮闘する悪霊役と、それを見越して移動先を決めるオバケたちの心理戦がハラハラドキドキ、大人でも盛り上がるゲームです。
12:『キャプテン・リノ』
- プレイ時間:10分
- プレイ人数:2~5人
- 対象年齢:5歳~
ビルを崩さないように折り曲げたカードを柱にして乗せ、手札から次の床を選んで重ねていきながら、手札を一早く無くすことを目指すゲーム。
崩さないようにカードを積み上げるというバランス感覚を養う内容で、手先の器用さと集中力も試されます。
13:『ナインタイル』
- プレイ時間:15分
- プレイ人数:2~4人
- 対象年齢:6歳
お題通りにカードを並べ替えるというスピードを競うボードゲームで、瞬発力と記憶力が求められます。
対象年齢は6歳だけど、5歳からでも遊べるゲームだよ
14: 『スイーツレシピ』
- プレイ時間:5分〜
- プレイ人数:2~4人
- 対象年齢:4歳〜
必要な具材を集めて料理を完成させるボドゲ。
お母さんやお父さんが料理をする姿から、真似しようとしたり興味を持つお子さんは多いですよね。
そんなキッズたちはハマります!笑
見た目も可愛らしく、他にも世界の料理や日本の和食レシピなどいろんなバージョンがあるので、他のレシピと混ぜて遊ぶこともできます。
15:『ひつじがいっぴき』
ルールは簡単。ひつじの数を数えながら手札を出していくボドゲ。手札がなくなったら勝ち。短時間で1ゲーム終わるので何かの合間に丁度良い。対象年齢5歳〜だが数を数えられるようになったらプレイできる。よく見たらイラストに展開があってとても可愛い。
- プレイ時間:5分
- プレイ人数:2~5人
- 対象年齢:5歳〜
16:『そっとおやすみ』
- プレイ時間:15分
- プレイ人数:3〜7人
- 対象年齢:5歳〜
『そっとおやすみ』は、1人ずつ順番に手札を1枚次の人に渡しながら、同じ色の絵柄が4枚そろったら、周りにバレないようにそっとカードを伏せるだけ。
誰かか伏せたことに気づいた人も、他の人にバレないようにそっとカードを伏せます(自分のが揃っていなくても)。
最後に気付いたおねむちゃんを「やーい!」するシンプルなルール。
年末の「ガキ使」でメンバーが遊んでいて人気になったボドゲだよ
17:『虹色のヘビ』
- プレイ時間:20分程度
- プレイ人数:2〜5人
- 対象年齢:3歳〜
順番に山からカードをめくり、色を合わせながら配置してヘビを完成させる簡単なゲーム。
3歳くらいの小さな子も一緒に楽しめます。
長いヘビができた!
カラフルなヘビができた!
と子供と一緒にわいわい楽しめて、家族や親子コミニュケーションに最適!
色の認識を学ぶことにも効果があり、ゲーム自体は明白な勝ち負けがないので、負けず嫌いな子でも満足して終われる楽しいゲームですね。
18:『スピーディロール』
- プレイ時間:20分
- プレイ人数:1〜4人
- 対象年齢:4歳〜
毛玉ボールを転がして、キノコや木の葉、リンゴなどの森の恵みアイテムを集めて、ハリネズミがお家に着くのを手伝うというゲーム。
道を賢く選んだり、手先を器用に使ったりという、主に器用さと考える力を養います。
「競争モード」や「協力モード」などを選ぶことができ、子供から大人まで家族みんなで楽しめるボドゲです。
19:『スティッキー』
- プレイ時間:10分
- プレイ人数:2〜4人
- 対象年齢:6歳〜
色とりどりのスティックをサイコロの目に従って慎重に引き抜くゲーム。
どのスティックが抜きやすいかよく観察しながらプレイする、スリル満点で家族全員で楽しめるゲームになっています。
また子供の集中力や手先の巧緻性を養うのにも最適なボドゲのひとつです。
20:『おばけキャッチ』
- プレイ時間:20分
- プレイ人数:2~8人
- 対象年齢:8歳~(5歳でも可)
対象年齢の設定が少し高めですが、内容自体は5歳ほどからでも遊べます。
山札の一番上のカードを1枚表にして、対応する正しいコマを素早く掴んだ人がカードを獲得できるという、早取り系ボードゲームで、特に瞬発力や反射神経が試されます。
【ボードゲーム】どこで買える?
ボードゲームは実店舗とオンラインの両方で購入できます。
実店舗
実店舗で購入されたい場合は次のようなお店がおすすめです↓
- ヨドバシカメラ
- すごろくや
- 駿河屋
- 家電量販店
- ドン・キホーテ
- TSUTAYA
- おもちゃ屋
メリット
デメリット
店舗に足を運ぶ必要はありますが、実物を見て確認することができますし、店員さんに詳しく教えてもらいながら選ぶこともできるとこが、実店舗購入の良いところですね。
オンライン
インターネットで買うなら次のサイトがおすすめです↓
- ヨドバシカメラ
- Amazon
- 楽天市場
- すごろくや
- 駿河屋
メリット
デメリット
オンラインであれば、スマホやタブレット一つで購入できる手軽さが何よりの利点ですよね。
またオンラインサイトは国内・海外製品問わず種類が豊富で選び放題。
人気ゲームや実際に購入された方のレビューを見ながら選ぶことができるのも利点。
一方で、販売者が怪しくないか、値段が適正価格なのか、というところは自己判断で確認する必要があります。
ボードゲーム初心者で「何を買えばいいかわからない」という人は、まずはお近くの店舗で店員さんから詳しくお話を聞いてみるのがいいかもね
まとめ
今回は、近年注目を集めている「子供の知育によいボードゲーム」をテーマに、4歳から5歳の子供でも遊べるボドゲ20選をご紹介しました。
それぞれ子供の得意・不得意や好みなどもありますし、まずはどんな種類のボードゲームが良いか、インターネットのサイトでさっと見てみるのもいいと思います。
親子や家族で楽しく遊びながら子供の知育・体育・徳育を養うことができるボドゲ。
まだ遊んだことがないという方は、ぜひこちらで紹介したボドゲもご参考にされてみてくださいね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。