・坂東龍汰の演技力が高いのはなぜ?
・坂東龍汰の演技力が高いとされる理由6選
・坂東龍汰プロフィール
TBS系金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』で坂東龍汰さんの名演技が話題になっていますね。
“自閉スペクトラム症の弟”という難しい役柄にも見事に挑み、演じるたびに表情や与える印象をクルクルと変え、その高い演技力が視聴者を釘付けにしている新進気鋭の俳優、坂東龍汰さん。
今回は、そんな坂東龍汰さんの才能あふれる演技力の秘密に迫り、なぜこんなに演技力が高いのか?多くの視聴者から支持される理由を紐解いていきます!
ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね!
【演技上手いと絶賛】坂東龍汰の演技力が高い理由6選!
ドラマ『ライオンの隠れ家』では自閉スペクトラム症の弟・小森美路人(こもりみちと)を演じている坂東龍汰さん。
「自閉スペクトラム症(ASD)」とは
引用元:ドラマ公式ウェブサイト
自閉スペクトラム症(ASD)とは、主に社会的なコミュニケーションの困難さや空間・人・特定の行動に対する強いこだわりがある等、多種多様な障害特性がみられる発達障害のひとつ。
その特性からコミュニケーションが苦手だったりこだわりが強くルーティーンを好む性格、その反面、知覚・芸術の分野で突出したセンスを持っているという役柄。
ドラマが放送開始となるやいなや、SNS上では視聴者から「坂東さんの演技が上手い」と驚く声や反響がたくさんありましたね!
恋愛ドラマで王道の“イケメンキャラ”を演じたかと思えば、一転して“凶悪犯罪者のリアルに迫る顔”も覗かせる、まさに演技派俳優の坂東龍汰さん。
27歳という若さで、この演技力の振り幅や表現力の豊かさはどこからくるの??
彼の演技力が高いとされる理由は、主に以下のような6つの要素が考えられます。
- 国際的なバックグラウンド
- 幼少期からの演劇の授業
- シュナイター教育
- 幼少期から映画を見るのが好きだった
- 趣味は人間観察
- 多彩な趣味と特技
ひとつずつ見ていこう!
①国際的なバックグラウンド
坂東龍汰さんはアメリカ・ニューヨーク生まれで3歳まで暮らし、その後は北海道伊達市で育ちました。
17歳には半年間ニュージーランドへの留学も経験しています。
あそこで一度、日本から出てみるっていう決断をしたのは、僕の人生にも大きく影響していると思いますし、濃密な記憶として鮮明に覚えていますね。
ニュージーランドの人たちって、みなさん壁がないというか。僕も、日本人独特の“人との距離感”みたいなものがぶっ飛んだ感じです(笑)。人と人が交わるスピード感も素敵だなって感じましたし、「お金がなくても幸せだよ」と言えるような、すごく幸福度が高い国だったんです。みんな人が大好きだし、人を大切に思っているし、愛に溢れた国だなって。
引用元:RealSound
自分自身で決断したこの留学期間によって、自分のこれまでの価値観や世界の見え方が広がったという坂東龍汰さん。
10代で海外へ出て異なる文化や価値観に触れ、視野を広げることができたこの国際的なバックグランドは、彼の役者という仕事に対しても大いにプラスになる財産ですよね。
さまざまな役柄を繊細に演じる役者にとって、坂東さんの海外の異文化に触れた経験は、俳優としての演技の振り幅や創造性、表現力の深さをつくる助けになっていると思います。
よく共演者や関係者から、
人懐っこい!
人との距離感が近くて誰とでもすぐ仲良くなれる
なんて言われますし、坂東さん自身も
僕は壁をつくらないタイプで、すぐ友達になれるほう
と、過去にインタビューで語っていました。
もしかすると彼のこのオープンで分け隔てない性格も、留学経験が大きなきっかけになっているのかもしれません。
②幼少期から演劇の授業に参加
坂東龍汰さんが通っていた北海道の学校教育では、授業のカリキュラムに演劇があったようです。
なんでも素直に吸収できる、多感で感受性の豊かな幼少期に、演劇の授業を受ける経験をしている坂東さん。
この演劇を学んだ子供時代も、間違いなくプロの俳優として活躍する今の坂東さんの演技力や技術にもつながっているのでしょうね!
③シュナイター教育
坂東龍汰さんは小学校から高校まで、「シュタイナー教育」の学校に通っていました。
「シュナイター教育」って?
オーストリア出身のルドルフ・シュタイナーの思想に基づいた教育方法の総称。
子ども達の個性を尊重すると同時に、個人の持つ能力を最大限に引き出すことを目的とした教育。
子供たちの感情、意志、思考を育て、個人の個性や感性、自らの考える力を養う総合芸術としての教育ってわけだね!
これによって、個人の感受性や表現力、想像力が豊かな人材に育つことが期待されます。
特にシュナイター教育のカリキュラムでは、芸術性や、自然環境にできるだけ多く触れて感性を磨くような授業を重視しています。
前述の「演劇」もその一つですし、またアートや創作などの授業も多くあるそうです。
10代の学生生活をこういうインプット&アウトプットが豊富な授業環境で過ごしたことは、とても大きいね
好奇心旺盛でさまざまなコト・モノに興味をもち、演じる役柄においてもしっかり研究と努力を重ね、自分の内から現れる感性や感情を素直に、ごく自然に表現できる坂東龍汰さん。
もともと備わっていた感受性と表現力の鋭さがシュナイター教育によって磨かれ、“役柄に憑依する”ような坂東さんの演技力に作用していると考えられますね!
④幼少期から映画を見るのが好きだった
実は、坂東龍汰さんが受けていたシュナイター教育では、テレビやネットなどの娯楽は禁止だったそうです。
その中で唯一、許可されていたのが映画鑑賞。
そういった環境もあり、様々なジャンルの映画を観てその世界観に没頭するのが大好きだったという坂東さん。
邦画やハリウッド映画のみならず、アートフィルムやヨーロッパ映画など、多岐にわたる映像作品をみて過ごしていたそうです。
思春期の頃から、僕は映画を見ることでその時々の悩みを消化するヒントを得てきました。
引用元:ビビビッ!~ViVi ENTERTAINMENT~
思春期の頃から多種多様なジャンルの作品を観て吸収してきた坂東龍汰さんだからこそ、これだけの多様な役を演じ分けられる俳優さんへと成長していると言えるのではないでしょうか。
⑤趣味は人間観察
僕は人間観察が趣味で、二十歳くらいの頃は、カフェのテラス席に座って行き交う人たちを3〜4時間も眺めていたことがあって。
引用元:ビビビッ!~ViVi ENTERTAINMENT~
暇があるとついつい人間観察しちゃうという坂東龍汰さん。
カフェとか1人で座っているとついつい観察しちゃうよね!
わかる〜笑
僕は人に興味があって。ご縁があって出会ったならその人の面白いところや素敵な部分を知りたいですし、魅力を引き出せたらいいなと思いながら仕事現場にいるので、僕の周りの人が一緒にお仕事して笑ってもらえたり、「面白かったな、また一緒に仕事したいな」と思ってもらえるように無意識に行動しているように思います。
引用元:CLASSY.ONLINE
何気ない行動ですが、この「人間観察」で培われる洞察力や、「人を知りたい」という興味って、俳優さんのような仕事には必然だと思います。
坂東さんのように、積極的に人とかかわり、出会いや縁を大切にする行動をするだけで、日々吸収されるものは多いはず。
こうやってプライベートや仕事場でかかわる人を「観察」「知っていく」ことによって、いざ彼自身が「演じる」ときに役柄に自然に溶け込んだり、多彩な表現方法を使いこなす彼の優れた演技力がより洗練されていくのだと思います。
⑥多彩な趣味と特技
公式プロフィールにも記載されていますが、とにかく多趣味で、普段からいろいろなコト・モノに興味をもつという坂東龍汰さん。
趣味:写真撮影、油絵、古着屋巡り、ボクシング、ロードバイク
特技:社交ダンス、ギター、バイオリン、スキー、スノーボード、クレイアニメーション制作
写真や絵、クレイアニメーション制作などのクリエイティブな趣味は、シュナイター教育の影響もあるのかもしれませんね!
#シロクロ 第7話本日です
— 坂東龍汰 Ryota Bando (@bando_ryota) February 23, 2020
今日は絵を描く時間がなかったのでだいぶ前、あれは高校2年の時だ。
油絵にハマっていた時描いたホワイトタイガーを、
一応ねシロとクロの絵具で描いたし、動物なので…。
7話、7話、お見逃しなくだよ~#ついにサボった#いや気分転換といことにしよう pic.twitter.com/zgSzW4o8da
New bady 🙂
— 坂東龍汰 Ryota Bando (@bando_ryota) July 23, 2022
沢山撮るぞ〜 pic.twitter.com/Wmx2wwB0fX
社交ダンスは高校時代に取り組んでいたそうです。
社交ダンスを踊る坂東くん、めちゃめちゃ似合いそうー!
坂東さんのSNSにも、彼が撮影した写真や制作した絵などが投稿されています。
また、過去のインタビューでは、舞台を観に行くことも大好きだと語っていました。
舞台も経験している俳優さんなので、きっとプライベートで舞台鑑賞する際も、舞台演技独特の発声法や技術なども学んでいるんでしょうね!
多趣味で普段から新しいもの・面白そうなものへのアンテナを張っている坂東龍汰さん。
こういった趣味や特技で洗練される感性が、そのまま彼の役者としての感性や演技の表現性にもプラスに作用しているのでしょう。
【演技上手いと絶賛】坂東龍汰のプロフィール
べっちゃん😘@Alice1211_Mg pic.twitter.com/x9c4xoLneo
— 坂東龍汰 Ryota Bando (@bando_ryota) June 13, 2024
名前:坂東龍汰
生年月日:1997年5月24日(2024年10月現在、27歳)
出生地:アメリカ・ニューヨーク市
出身地:北海道伊達市
身長:175cm
血液型:O型
前述でも記載した通り、アメリカ生まれの北海道育ち。
シュナイター教育というカリキュラム環境下で学生時代を過ごしました。
高校の卒業公演で初めて舞台の主演を経験し、東京からきた演出家に本格的な指導を受けたことにより俳優を目指します。
現在の事務所に所属し2017年8月に俳優デビュー。
2018年8月ドラマ『花へんろ 特別編「春子の人形」〜脚本家・早坂暁がうつくしむ人〜』で初主演を務めます。
2022年1月『フタリノセカイ』で映画初主演し、第32回日本映画批評家大賞 新人男優賞(南俊子賞)を受賞。
これまで数々の話題作に出演し、2025年正月公開予定の映画『君の忘れ方』も控えています。
ますます今後の活躍も期待大な俳優さんだよね!
まとめ|【演技上手いと絶賛】坂東龍汰の演技力が高い理由6選!
・【演技上手いと絶賛】坂東龍汰の演技力が高い理由6選!
・①国際的なバックグラウンド
・②幼少期からの演劇の授業
・③シュナイター教育
・④幼少期から映画を見るのが好きだった
・⑤趣味は人間観察
・⑥多彩な趣味と特技
・坂東龍汰のプロフィール
いかがでしたか?
若干27歳にして、トランスジェンダーの繊細な心情から障害をかかえる青年の難役まで、とにかく多彩なキャラクターを器用に演じこなし、役柄によって180度異なる顔をみせる、演技派俳優の呼び声高い坂東龍汰さん。
彼の役者としての演技力の深さや表現方法の引き出しの多さは、幼少期からの感性を養い磨く教育法や環境、何より、何事にも前向きかつ好奇心旺盛に取り組み自分の中に吸収していく坂東さんの人間性からもきているように感じました。
今後もより多くの作品で、繊細な感情表現からコミカルな演技まで、坂東さんの幅広い演技を見てみたいですね!
坂東龍汰さんの今後の活躍も期待大です!!
最後まで読んでくださりありがとうございました。