映画やドラマで、さまざまな役を演じている橋本愛さん。
作品によって雰囲気が違うので、「演技はどんなところが評価されているんだろう?」と気になりますよね。
橋本愛さんは、映画賞の受賞歴に加え、制作側から目や表情、声の使い方も評価されている俳優なんです!
今回は受賞歴と、「べらぼう」「リトル・フォレスト」「家庭教師のトラコ」の3作品から、演技のどこに注目すると楽しめるのかを紹介します。
橋本愛は演技が上手い?受賞歴から見る評価
まず、演技の評価を知る手がかりになるのが、こちらの受賞歴です。
| 賞 | 受賞内容 |
|---|---|
| 第36回日本アカデミー賞 新人俳優賞 | 2013年受賞 対象作品は「桐島、部活やめるってよ」「HOME 愛しの座敷わらし」「Another アナザー」 |
| 第86回キネマ旬報ベスト・テン 新人女優賞 | 2012年度の新人女優賞 2013年発表 |
日本アカデミー賞の対象には、「桐島、部活やめるってよ」だけでなく、同じ年に公開されたほかの2作品も入っています。
こうした受賞歴からも、若い頃から出演作の演技を認められてきたことが分かります。
では、その後の作品では、どんな表現が評価されているのでしょうか?
橋本愛の演技の上手さが分かる3作品
「べらぼう」ていの表情と声
2025年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」では、蔦屋重三郎の妻・ていを演じました。
マイナビニュースの取材で、演出を担当した大嶋慧介さんは、ていは何を考えているか分からないようでいて、気分の変化が伝わるところを評価しています。
声のトーンなどを変えて、橋本さんの表現で演じてくださっていて
出典:マイナビニュース・大嶋慧介さんインタビュー(2025年7月13日)
第27回で米の値下げについて夫婦で意見を交わす場面も、2人の距離が近づいたことを踏まえて演出を相談し、細かな演技は橋本さんに任せたそうです。
大きく表情を変えなくても、「今は少しうれしそう」「ちょっと不機嫌かな」と伝わるところが、演出側の注目した魅力だったんですね。
「リトル・フォレスト」暮らしを感じる所作
2014年と2015年に公開された映画「リトル・フォレスト」では、農作業をしながら食事を作り、故郷で暮らすいち子を演じています。
森淳一監督は、黙々と作業する姿や表情に注目し、橋本さんについて次のように話しています。
練習してすぐにコツを掴んで実践してくれる
出典:灯台もと暮らし・森淳一監督トークイベント取材(2015年2月23日)
料理する手元も、橋本愛さん本人なの?
森監督によると、この映画では料理の手元も含め、すべて橋本さん自身が行っているそうです。
監督はもともと橋本さんの目が好きで、表情の強さも主演に起用した理由として挙げています。



料理する手元まで本人だと知ると、何気ない細かな場面も気になっちゃいますね!
「家庭教師のトラコ」相手に合わせた演じ分け
2022年のドラマ「家庭教師のトラコ」では、教える家庭によって姿やキャラクターを変える家庭教師・根津寅子を演じました。
第1話では、メリー・ポピンズ風の先生になったり、元気いっぱいの先生になったりと、訪問先によって違う姿を見せています。
TVfanWebのインタビューで、橋本さんは役作りについて、次のように話しています。
外側から骨格を作っていくだけで、中身が勝手に入れ替わる感じ
出典:TVfanWeb・橋本愛さんインタビュー(2022年7月20日)
ただ、別のキャラクターになっても、根本にあるものは同じだと捉えていたそうです。
見た目や話し方の違いだけでなく、その奥に同じ寅子がいると感じられるかも、見比べたいところですね。
橋本愛の演技はどこに注目すると楽しめる?
例えば「べらぼう」なら、相手の言葉を聞いているときの表情や、返事をする声の調子に目を向けると、ていの気持ちを考える楽しみが増えそうです。
「リトル・フォレスト」では、食材を扱う手つきや作業の流れを追うと、いち子の暮らしをより身近に感じられるかもしれません。
「家庭教師のトラコ」は、家庭ごとの違いと、姿が変わっても共通している部分を探してみたいですね。
役が大きく変わる場面だけでなく、相手の話を聞いている時間や、言葉を返す前の小さな動きにも、その人らしさが表れるのではないでしょうか。
まとめ
橋本愛さんは、新人賞の受賞歴に加え、制作側から表情や声、所作を具体的に評価されている俳優です。
「べらぼう」「リトル・フォレスト」「家庭教師のトラコ」を比べると、静かな感情表現からキャラクターの演じ分けまで、違った一面が見えてきます。
気になる作品があれば、声や手元、セリフのないときの表情にも注目してみてくださいね!
「あまちゃん」で共演したのんさんとの交流や、2人の共演作品については、こちらの記事で紹介しています。
