日本プロ野球界のレジェンドこと長嶋茂雄さんが2025年6月3日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。
その突然の訃報とともに世間を驚かせたのが、葬儀の喪主を次女・長嶋三奈（ながしま みな）さんが務めるという報道です。
なぜ長男の一茂さんではないの？遺産放棄したから？
長男でも長女でもなく、なぜ次女の三奈さんが喪主に？
とネットでも疑問の声が上がる中、家族の背景や相続に関する発言が改めて注目を集めています。
本記事では、喪主の選出理由や兄妹間の関係性、遺産相続に関する法的な観点をわかりやすく解説します。
あずき最後まで楽しんでいってくださいね！
【なぜ】長嶋茂雄の喪主に次女・三奈が選ばれた理由とは？
素敵な笑顔ですね
— hige daruma (@y2hige) June 4, 2025
明日も長嶋茂雄さん追悼放送#徹子の部屋 #長嶋茂雄 #読売巨人軍 #ミスタージャイアンツ #終身名誉監督 pic.twitter.com/NY6w1dJtNP
次女・三奈さんは、テレビ朝日の記者・スポーツキャスターやフリーキャスターを務めてきた一方で、長年にわたり父・長嶋茂雄さんのそばで公私サポートしてきた人物。
これまでの経緯から、喪主として自然な選出だったと推測されます。
喪主に最も適した人物だった
2004年に長嶋茂雄さんが脳梗塞で倒れて以降、次女の三奈さんは母・亜希子さんとともに介護に尽力。
2007年に母が他界してからは、日常生活や身の回りの世話、病院への付き添い、メディア対応なども一人でこなし、「家の代表」として振る舞ってきました。
また、三奈さんは長嶋家の資産管理会社「オフィスエヌ」の代表取締役も務めています。
肖像権やブランド管理、関連事業の運営なども一手に担っており、家庭内外で実務的な中心人物だったことが、喪主としての決定を後押ししたと考えられますね。
現代の喪主選出における傾向
そもそも、喪主の決定に法律上の厳格なルールはなく、基本的には家族内の話し合いで決められます。
故人が遺言で指定していればそれが優先されますが、そうでない場合は、故人に最も寄り添っていた人物が選ばれるケースが増えています。
著名人の葬儀ではメディア対応力や段取りの管理も重視されるため、次女・三奈さんは最も適した存在といえるでしょう。
長男・一茂が喪主でなかった理由は「遺産放棄」？家族内の確執とは
長嶋家の相続や家族関係において注目されるのが、長男・一茂さんと次女・三奈さんの確執です。
2008年には一茂さんの個人事務所が「長嶋茂雄」の商標登録を出願し、三奈さん側と対立。
2009年には一茂さんが父の記念品や母の遺品を処分し、兄妹関係がさらに悪化したという報道も出ました。
その後、一茂さんは2021年のインタビューで「長嶋という名前から解放されたい」と自身の思いを語り、
遺産は受け取らないことで自分の人生を生きる
と、“遺産放棄”に関する発言もあり、家族と距離を取る姿勢を貫いてきました。
（相続は）全部放棄している。もめたくないので。きょうだい4人いるが、すでに3等分だと言っている
引用元：日刊ゲンダイ
こうした一連の出来事は、単なる感情の行き違いではなく、長年積み重ねられてきた“実質的な距離”の象徴なのかもしれませんね。
喪主とならなかったのも、このような背景が影響した結果なのかもしれません。
他の兄妹の動向は？長女・有希と次男・正興
長女・有希さんは過去に「オフィスエヌ」の取締役を務めていたものの、三奈さんと対立し2010年に解任されたとされています。
あずき長女の有希さんは一般人のため表舞台に出ることはなく、プライバシーも守られているので、情報が少ないのが現状だね
次男・正興（まさおき）さんも、元はレーシングドライバーとして活動していたものの、現在は表舞台に出ることはほとんどありません。
2人とも公的な場にはほとんど登場せず、相続やブランド継承に関わる動きも報じられていません。
結果的に、遺産の行方やブランド管理の実務面は、次女・三奈さんが中心的な役割を果たしているとみられています。
長嶋茂雄さんの子供4人については、こちらの記事で詳しく解説しています↓
一茂「遺産放棄」発言の真意と法的な注意点
長嶋茂雄さんの長男・一茂さんは、これまでのメディア出演時などで度々
遺産は放棄している
と語っています。
しかし、専門家によれば、
被相続人の生前に相続人が放棄することは認められておらず、「遺産放棄」するという意思があっても、法的効力はない
とのこと。
相続人は、自己のために相続の開始があったことを知ったときから3カ月以内に相続を承認するか、放棄しなければならないとされている。（民法915条）。 相続放棄する場合は、家庭裁判所に申述書を提出しなければならない（民法938条）。そして、正式に放棄が認められた人は、初めから相続人とならなかったものとみなされる（民法939条）。
引用元：Yahoo!ニュース（弁護士ドットコムニュース）
法律的には、生前の放棄宣言はあくまで“意思表示”に過ぎず、実際の手続きがなければ効力はないとされているんだね
あずき家族間での口約束など誤解が原因でトラブルになる可能性もあるから、正しい手続きを踏まないといけないってことだね
ただし、長嶋家には生前に遺言書が作成されていた可能性も十分に考えられます。
こういった内部事情の詳細は、外部からはかり知ることはできません。
今後の報道によって、遺言書の存在や実際の分配について詳細が明らかになるかもしれませんね。
長嶋茂雄さんが足切断したという噂についてはこちらで解説しています↓
まとめ
今回は、長嶋茂雄さんの喪主になぜ次女・三奈さんが選ばれたのか、その理由や背景と家族内の確執、長男・一茂さんの遺産放棄についてまとめました。
長嶋茂雄さんの喪主に次女・三奈さんが選ばれた理由は、長年の介護と実務的な支えが大きな要因と推測されます。
長男・一茂さんとの確執や遺産放棄の発言もあり、自然な流れで三奈さんが喪主を務めたと思われます。
一方で、「遺産放棄発言」はあくまで個人的な意志であり、法的には無効の可能性も。
今後は遺言書の有無や正式な手続きの行方に世間の注目が集まりそうです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。