日本プロ野球界のレジェンド、"ミスタープロ野球"こと長嶋茂雄さんが、2025年6月3日早朝、都内の病院で肺炎のため亡くなられました。
昭和を代表する大スターの訃報に、悲しみや寂しいという声が相次いでいますね。
一方、ネットで長嶋茂雄さんを検索すると、なぜか「足切断」や「右足・右手切断」などというキーワードが検索されている様子・・・

過去には脳梗塞で倒れて後遺症が残ったという情報もあったけど、切断なんて事実はないよね?



なぜこういう言葉と共に検索されたんだろう?
本記事では、長嶋茂雄さんになぜ「足切断」や「右足・右手切断」などの噂が浮上したのか、その背景と真相を明らかにします。



最後まで楽しんでいってくださいね!
長嶋茂雄の足切断はデマ!脳梗塞の後遺症で右足や右手切断の噂が浮上か?
- 結論:長嶋茂雄さんの足切断説は事実ではない。
- 脳梗塞による後遺症や加齢による体の変化が、誤解と憶測を生んだ。
調べたところ、長嶋茂雄さんに関する「足を切断した」「右手が切断された」などというショッキングな情報は事実ではなく、ネットやSNSの一部で拡散されたデマのようです。



じゃあなんでこんな憶測が生まれたのかな?
それは、長嶋茂雄さんが過去に発表した脳梗塞の後遺症による体の変化に基づくものと推測されます。
脳梗塞の後遺症による変化
長嶋茂雄さんはアテネオリンピックを半年後に控えた2004年3月4日、脳梗塞で倒れ入院。
一命は取り留めたものの、その後の後遺症により、利き手を含む体の右半身に麻痺が残り、言語能力にも影響が出ました。
この後遺症による麻痺の影響で、右手の動きに制限が出るようになりました。
また、脳梗塞の後遺症による「拘縮(こうしゅく)」を防ぐため腱を切断したそうで、右手は垂れ下がった状態に。
この理由から、普段は右手をポケットに入れていたようです。
肘や手首が曲がったまま固まってしまう症状のこと



長嶋茂雄さんは「不自由な部分を見せてファンの夢を壊したくない」「弱っているところを見せたくない」というファンへの強い思いから、このように右手の状態を隠していたんだって
右手が壊死?


2021年に開催された東京オリンピックの開会式で聖火ランナーを務めた際の映像では、長嶋茂雄さんの右手が少し“黒ずんで見えた”ことから、ネットでは
「右手が壊死してるのでは」「切断されたのか」
などの憶測が浮上しました。
しかし、実際には、「老人性紫斑病」と呼ばれる加齢に伴う自然現象で、医療的に問題のあるものではありません。
【右足の真相】長嶋茂雄の車椅子や下肢装具は足切断と無関係
長嶋茂雄さんは脳梗塞を発症後、右足にも後遺症である麻痺が残る状態に。
そのため、長嶋さんは歩行時に下肢装具を装着するようになりました。
また、イベント時や球場視察など、公の場での移動の際には車椅子を使用することも多く、2024年の「ジャイアンツファンフェスタ」ではその姿が目撃されています。
その様子がSNSなどで拡散され、「足を失ったのでは」「足を切断したのでは」といった誤解や憶測を呼んだようです。



ネットで検索すると「足切断」て表示されるから驚くけど、事実ではない完全なデマということ
長嶋茂雄さんの子供4人について、こちらの記事にまとめています↓


長嶋茂雄さんの喪主を次女・三奈さんが務める理由についてはこちら↓


まとめ
長嶋茂雄さんの「足切断」や「右手切断」といった噂は、ネット上の誤情報や後遺症に対する誤解から広まった事実無根のデマです。
- 脳梗塞の後遺症による麻痺の影響など、体の変化が生じた
- 一部で噂された右手の変色は加齢による紫斑病
- 下肢装具の使用は脳梗塞のリハビリの一環
- 足や手の切断を示す公式発表や報道は一切なし
国民的スターである長嶋さんだからこそ、少しの変化でも過剰に反応されてしまう現実があるため、このような誤解が生まれてしまったのかもしれません。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。