2024年12月31日放送の『第75回NHK紅白歌合戦』にも出演する今や大注目のバンド・Omoinotake。
バンドボーカルを務める藤井怜央(ふじいれお)さんの力強くも伸びやかなハイトーンボイスが特徴的で、視聴者やファンからも「歌上手い!」と絶賛されています。
そんな彼らは、なぜ歌が上手いと評価されるのか?
その理由に迫ってみたいと思います!
最後まで楽しんでいってくださいね!
【動画】Omoinotake歌上手いと絶賛!
人気アニメ『僕のヒーローアカデミア』第7期エンディングテーマを務め、今年はTBS系ドラマ『Eye Love You』の主題歌『幾億光年』が大ヒット。
各種音楽チャート席捲し、その知名度や人気度からも、名実ともに日本を代表するバンドといっても過言ではないですね!
今年の紅白でも披露される、誰らの代表曲『幾億光年』の動画がこちらです↓
『幾億光年』The First Take Ver.
キャッチーで明るくポップなメロディラインと、ボーカル・藤井さんのクリアでパワフルな歌声が聴き心地いいですね。
一回聴いたら、ついつい口ずさんじゃうね
Omoinotakeの人めちゃくちゃ歌上手いな…
— ひーらぎ (@mifune_test) October 21, 2024
#CDTVライブライブ
Omoinotake、めっちゃ歌上手いな
— スティッチ🌸⚽🐺 (@cocoacity7) June 2, 2024
幾億光年、ええ歌やな
WithMUSIC Omoinotake弾きながらの生歌でも上手いな、かっこいい
— りんご (@ringonuu) June 1, 2024
なぜOmoinotakeは歌が上手いと評価されるのか?主な理由を探ってみました
【動画】Omoinotake歌上手い理由3選!紅白での高音ボイスも話題に
Omoinotakeが歌が上手いとされる理由について、次の3つの理由があげられます。
①音域の広さ
まずなんといっても、ボーカル・藤井怜央さんのその類稀な「音域の広さ」!
『幾億光年』でも明らかなのですが、とにかく高音と低音を繰り出す音域がとても広いのです。
『幾億光年』で使われている音域は約2.5オクターブ!
男性ながらに女性アーティスト並みの高音を軽やかに出していますね。
この音域の幅広さを巧みに使いこなすことで、一度聴いた瞬間から与えるインパクトの強さと、曲調により深みを与える役割をはたしているとも言えます。
Omoinotakeの曲をカラオケで歌うと、高音と低音の幅が広い曲が多いからキーの調整で苦戦する人も多いと聞くね
それだけ難しい曲をあんなに軽々と歌い上げているんだね・・!
②巧みなボーカルテクニック
2つ目は巧みなボーカルテクニック。
代表曲『幾億光年』でも全体を通してよく聴いてみると、
裏声/ウィスパーボイス/地声(ハイトーン)
を繊細にコントロールし使い分けているのがわかります。
曲のパートごとにそれぞれ裏声・ウィスパーボイス・地声などの歌唱テクニックを取り入れることにより、曲により深い抑揚を加えることができています。
さらにボーカルの藤井さんは、歌だけでなくキーボードも担当している、いわゆる「キーボード兼ボーカル」です。
つまり、一般的な歌のみのボーカルポジションに比べると、格段に歌唱中の動きが制限されがちです。
そのような状態でこれだけ細やかで繊細に歌いこなしているのは、さすがとしか言いようがないですね。
③感情表現の豊かさ
特にドラマ主題歌でもある『幾億光年』は、聴いた人が、
ドラマの切なさが一気に伝わってくる・・!
ドラマの心情とすごくマッチしてて何度も聴いちゃう
と声を揃えるほど、ドラマの切なさや胸キュンシーンが一気に蘇るような感情豊かな曲調となっています。
複雑な音の移り変わりとキャッチーなリズム。
加えて、ボーカルの歌声に細かいビブラートやアクセントが加わり、ドラマの切なさがよく表現されているようで、聴く人を惹きつける魅力がありますね。
Omoinotakeの曲には、
- 歌詞の独特ながらもストレートな言葉選び
- 音調のスムーズな流れ
- 洗練されたボーカルテクニック
が散りばめられており、それらの要素が合わさって感情豊かで聴き心地の良い曲を生み出しているのだと思います。
Omoinotakeプロフィール
結成:2012年
メジャーデビュー:2021年11月17日
メジャーデビュー曲:『EVERBLUE』
メンバー:藤井怜央(ふじい れお)/ボーカル&キーボード、福島智朗(ふくしま ともあき)/ベース、冨田洋之進(とみた ひろのしん)/ドラム
メンバー全員が島根県出身で、進学のため上京したのをきっかけに2012年に結成。
元々3人とも同級生で、中学・高校とバンド活動をしていたそうです。
最初にベースの福島さんとドラムの冨田さんが上京後にバンドを組むことに。
追加メンバーを探していたところに加わったのが、ボーカル兼キーボードを担当することになる藤井さんでした。
3人はOmoinotakeとして渋谷を中心にライブハウスや路上ライブ活動を重ね、2021年11月、アニメ『ブルーピリオド』のオープニングテーマ『EVERBLUE』でメジャーデビュー。
路上ライブでは多い時は500人以上集めてたんだって!
当時から人気を博していたんだね
Omoinotakeといえば、やはり印象的なのがボーカル・藤井さんのハイトーンボイス。
藤井さんは過去のインタビューで、
中学校の頃にX JAPANが好きでずっと歌っていたら、変声期になってもあまり声が低くならなかった
と語っています。
また、セリーヌ・ディオンの『Taking Chances』など難しい曲を中学生当時から歌い続けていたとも。
このような理由から、大人になった今でも一般男性よりも高音の音域を使いこなすことができるのではないかと、ご自身で分析されていました。
まとめ
今回は、ドラマ主題歌『幾億光年』大ヒットで幅広い年齢層から支持されている人気トリオバンド・Omoinotakeが「なぜ歌が上手いと言われるのか」その理由について深掘りしてみました。
- ①音域の広さ
- ②巧みなボーカルテクニック
- ③感情表現の豊かさ
その多彩なボーカルテクニックと音域の広さを駆使しながら、一曲一曲を感情豊かに表現する、そして歌にのせる言葉を大事に歌いあげるのが印象的なバンドだと感じました。
今後の彼らのさらなる飛躍が楽しみですね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。