小説や漫画で人気を博し、さらには2025年1月からアニメ第2期の放送も期待される『薬屋のひとりごと』。
物語のメインキャラクターである壬氏(ジンシ)と猫猫(マオマオ)のもどかしく焦ったい関係もどのように発展していくのかも、見どころのひとつ!
- 壬氏と猫猫ってそれぞれ漫画、小説、アニメの何話でキスするの?
- なんで壬氏は猫猫に惹かれている?
今回は多くのファンが気になるであろうふたりのキスシーンが何話で描かれているのか、なぜ壬氏(ジンシ)は猫猫に惹かれているのか、という部分について考察していきます

まずは、小説版と漫画版でキスシーンがそれぞれ何話で描かれているのか?チェックしてみよう〜
『薬屋のひとりごと』でキスは小説の何話?
![【薬屋のひとりごと】キスは何話で起こる?[小説版]](https://torecharu.blog/wp-content/uploads/2024/12/kusuri2.jpg)
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『薬屋のひとりごと』の小説版は、書籍版とWeb版「小説家になろう」の2種類があります。
これまでにいくつか壬氏と猫猫のキスシーンやキス未遂事エピソードが描かれています。
小説版まとめ
書籍小説版 | Web版「小説家になろう」 | |
---|---|---|
貴人の宴での間接キス | 1巻最終話 | - |
猫猫を助けるため人工呼吸 | 3巻17話~19話 | - |
馬車の中でキス未遂 | 4巻22話 | 宮廷編2 四十三、息 |
緑青館で髪を掴まれてキス | 4巻最終話 | 宮廷編2 終、花街の薬屋 |
猫猫の首を絞めて強引キス | 5巻最終話 | 市井編1 二十二、噂と面倒事 ※触れるほどの軽いキス止まり |
眠った壬氏に猫猫からキス | 13巻15話~16話 | - |
書籍版は、Web版の内容に大幅に加筆修正が加えられ出版されているので、ところどころシーンが追加されたり変更されています。
特にファン大興奮の『猫猫の首を絞めて強引キス』シーンは、Web版「市井編1 二十二、噂と面倒事」でも読めますが、小説版とだいぶ内容が異なります。
キスといっても、一瞬唇がそっと触れるかどうかという軽いキス止まりのような書き方。
なので、少し物足りなさを感じるかもしれませんね。
『薬屋のひとりごと』でキスは漫画の何話?
![【薬屋のひとりごと】キスは何話で起こる?[漫画版]](https://torecharu.blog/wp-content/uploads/2024/12/kusuri1.jpg)
![【薬屋のひとりごと】キスは何話で起こる?[漫画版]](https://torecharu.blog/wp-content/uploads/2024/12/kusuri1.jpg)
『薬屋のひとりごと』の漫画版は、
- ねこクラゲ先生作画「ビッグガンガンコミックス版」(スクウェア・エニックス)
- 倉田三ノ路先生作画「サンデーGXコミックス版」(小学館)
の2種類があります。
漫画版まとめ
ねこクラゲ先生/ ビッグガンガン版 | 倉田三ノ路先生/ サンデーGX版 | |
---|---|---|
貴人の宴での間接キス | 4巻42話 | 3巻13話 |
猫猫を助けるため人工呼吸 | 12巻63話 | 13巻51話 |
馬車の中でキス未遂 | - | - |
緑青館でキス未遂 | - | - |
猫猫の首を絞めて強引キス | - | - |
眠った壬氏に猫猫からキス | - | - |
ビッグガンガン版は、2024年12月現在で第14巻まで発売。
一方、小学館サンデーGX版は2024年12月19日に最新刊・19巻が発売されました。
漫画版は小説版よりも物語の進行が遅いので、キスシーンエピソードもまだ追いついてないですね。
『猫猫の首を絞めて強引キス』シーンは現在までの進み具合で考えると、
ビックガンガン版
漫画20〜21巻あたり
サンデーGX版
漫画21〜22巻あたり
このあたりで2人のキスシーンが描かれるのではないかと予想されます。
【動画】薬屋のひとりごとでキスはアニメの何話?


アニメ版は第1期が2023年10月から2024年3月まで、2クール(12話ごとの合計24話)構成で放送されました。
それぞれ、
- 1クール(1 - 12話)=原作小説の1巻
- 2クール(13- 24話)=原作小説の2巻
という内容で構成されています。
現時点ではアニメ版で放送された壬氏と猫猫のキスシーンは、アニメ第1期1クール12話『貴人の宴での間接キス』のみ。
そのシーンがこちら



さすが壬氏、この色っぽさがたまらない!
次にアニメで期待されるキスシーンは『猫猫を助けるため人工呼吸』!
このシーンは漫画や小説版でも描かれていますし、何より物語の重要なシーンのひとつ。
ですので、ほぼ確実にアニメでも取り入れられると予想されます。
アニメ1クールで小説1巻の内容というスピード感なので、同じ構成であれば、これから放送されるアニメ2期の中で人工呼吸シーンが見れると予想できますね!
【薬屋のひとりごと】壬氏と猫猫のキスシーンまとめ※一部ネタバレあり


『薬屋のひとりごと』壬氏と猫猫のキスシーン概要をまとめてみました↓
- 貴人の宴での間接キス
- 猫猫を助けるため人工呼吸
- 馬車の中でキス未遂
- 緑青館でキス未遂
- 猫猫の首を絞めて強引キス
- 眠った壬氏に猫猫からキス
貴人の宴での間接キス
里樹妃暗殺未遂事件の影響により後宮を解雇されてしまった猫猫は、自身が育った花街に戻り、緑青館でアルバイトをします。
その後、緑青館で開かれた貴人の宴にて、再会を果たした壬氏と猫猫。
久しぶりに会話をしたことにより猫猫の本心を理解した壬氏は、猫猫の唇にそっと触れ、その触れた指に口づけるという、なんとも妖艶で色っぽいシーン。



壬氏の彼女に焦がれる想いや優雅な所作、子供のようないたずらっぽい表情がたまらないシーンだよね!
猫猫を助けるため人工呼吸



これは人命救助だからキスとは言えないかもだけど・・・笑
壬氏は何者かに追われ、そばにいた猫猫と共に滝壺に飛び込みます。
水を飲んで意識を失った猫猫に、必死で人工呼吸を施し彼女を助ける壬氏、という緊迫したシーン。



甘い雰囲気というよりは、どちらかというとハラハラする展開だったね
馬車の中でキス未遂
子昌による謀反の企てにより、猫猫が誘拐・監禁されたところを救った華瑞月(※帝の弟・壬氏の正体)。
馬車の中で、壬氏は高ぶる気持ちを押さえられなくなり、猫猫にキスをしようとします。
が、同じ馬車の中で仮死状態だった子供達が次々と目を覚まし始め、猫猫はそっちに気を取られてしまいます。



もう少し!てとこで、お預けをくらう可哀想な壬氏。笑
緑青館でキス未遂
前述の馬車でのキス未遂の後すぐのこと。
壬氏が緑青館で働く猫猫のもとを訪れ、自身の正体を猫猫に伝えようとします(あわよくば馬車での続きを・・・!)
ですが、壬氏の話を聞かずとも彼の正体を知ることになった猫猫に、なぜか本能そのままに(?)彼女の首筋に噛みつきます。
そして猫猫をギュッと抱きとめ馬車の続きをしようとする壬氏。
ですが、案の定、邪魔が入って2度目のお預けをくらうというなんとも気の毒なシーンですね。
猫猫の首を絞めて強引キス



ここが初めて2人が本気のキスをする興奮度MAXのキスシーンだね
壬氏の花嫁選びの宴に参加する花嫁候補となった猫猫。
が、猫猫は壬氏が見ているそばで別の男とダンスをします。
その彼女をみてヤキモチを焼く壬氏。
宴の後、2人きりになった場面で「嫁にするのは里樹妃がいい」と言葉にする猫猫に、怒りと恋情のあまり壬氏は猫猫の首を絞めてしまいます!
息ができなくなり口を開けようとする猫猫に、すかさず壬氏がキスをして息を吹き込む。
というなんとも強烈で強引、それでおいて壬氏の猫猫に対する想いが溢れるようなキスシーンとなっています。
しかもさすがこの2人、これだけでは終わりません。
緑青館・三姫のひとり、白鈴(パイリン)姉さんに
主導権を握られてはいけない
先手を取れ
と猫猫が教わった、唇と舌を使った匠のキステクニックですぐさま反撃!
予想外の猫猫からのキス逆襲でバクバク感じさせられた壬氏はあっさり敗北。笑



普段は優美な笑顔の奥底に秘めている、壬氏の猫猫への独占欲や執着心が垣間見えるシーンだね!
眠った壬氏に猫猫からキス



初めて猫猫が壬氏に自分からキスをしたシーンでもあるね!
皇帝継承争いや後宮管理など多忙から疲弊し眠ってしまった壬氏に、彼を好きだと自覚した猫猫がそっとキスをします。
寝ていて気づかないだろうと思った猫猫。
しかし、壬氏はキスをされたことに気づいて起き、猫猫にキスの真意を問います。
いつものごとく面倒くさそうに誤魔化す猫猫と、「誤魔化すな!」と怒る壬氏、というシーン。



猫猫が自分の恋心に気づいて、初めて壬氏に対して自分からキスという行動を起こす大事な場面だね!
【薬屋のひとりごと】壬氏が猫猫に惹かれる理由も考察


そもそも、壬氏はなぜ猫猫にここまで惹かれているのか?
最初は、
字が読めて頭の回転も早い、かつ見た目は地味であまり目立たないし、この娘は使える!
と、利用する目的で後宮にとどめた壬氏。
ですが、次第に猫猫が見せる様々な表情や性格、予想がつかない行動などにヤキモキさせられながらも強く惹かれていきます。
壬氏が猫猫に惹かれる理由について、4つほど考察していきたいと思います!
①猫猫の隠された魅力と芯の強さ
猫猫は小柄で貧乳、そばかす顔(実は醜く見せるための化粧)という、どちらかといえば、ぱっと目を引くような美人キャラではありません。
しかし本来は、化粧をすると周りが猫猫だと気づかないほどガラリと雰囲気が変わり、綺麗な顔立ちがよく映える美人なのです!
でも肝心の猫猫本人は、自分で自分のことを堂々と「醜女」と言うくらい、自身の見た目に無頓着&無自覚。
そんな彼女がいざ化粧をし着飾った姿とのギャップは、普段の彼女をよく知る壬氏にとっては
衝撃的かつ非常に魅力的
に感じられたのではないでしょうか。
また、後宮で発生する様々な難事件や陰謀に立ち向かう猫猫が放つ言葉。
これらは時として、彼女のブレない正義感、芯の強さや優しさなど、内面の美しさをよく表しています。
いざというときに発揮する彼女の誠実さや正義感にも、壬氏は惹かれるのではないでしょうか。
②猫猫の「まるで毛虫やナメクジを見るような」蔑んだ目
これだけ聞くと少々変態チックですが。笑
これは物語序盤で壬氏が猫猫に大きく興味を持つようになる理由であると考えられます。
壬氏は中性的な見た目と美しさ、そして甘い美声をもつ美男子で有名です。
この外見と優しい笑顔で多くの人を虜にし、自身の目的や役目のために利用してきた壬氏にとって、猫猫の視線は初めて向けられる目であり、想定外でもありました。
気持ち悪い虫を見るような嫌悪感丸出し(ひどい)の視線を向ける猫猫。
彼にとってこれまでに経験したことのないような大きなインパクトを与えたことは間違いないでしょう。
「他の女性とは違う・・」と感じた男性が、その女性に強く興味を持ち惹かれ始めるのは恋愛ものではお約束ですよね!
③秘密や欠点を受け入れる包容力
猫猫は普段はどちらかというとそっけなく面倒ごとには関わらない、毒舌癖もあるような子。
ですが、相手の秘密や欠点があろうともそれを理由に見捨てたり、他人に言いふらすようなことは決してしません。
小柄な見た目からは想像できないほど、大きな包容力やおおらかさを兼ね備えている女性でもあります。
実際に壬氏がただの宦官ではないと気づいた時も、猫猫は壬氏に対して
私にとって壬氏さまは壬氏さまです
ときっぱり告げます。
自分が隠している部分も含めて「ありのままの自分」と向き合ってくれる、そんな彼女に惹かれるのは自然なことですよね。
④猫猫のマイペースな性格
猫猫といえば、興味のあること(薬や毒)には真っ先に夢中になる一方で、興味ないことには無関心。
自分が好きな薬や珍しい毒草にはキラキラ目を輝かせるのに、壬氏に対しては常に白い眼差し。
そんなまさに猫のようなマイペースな性格に、壬氏もよく翻弄されています。
ですが、そんな彼女のマイペースさや個性も、壬氏には非常に魅力的に映っており、目が離せない存在となっているのではないでしょうか。
まとめ
今回は『薬屋のひとりごと』でファン待望のキスシーンが小説や漫画版の何話で描かれるのか、についてまとめました。
壬氏と猫猫が初めて本気のキスをする「猫猫の首を絞めて強引キス」は、次に描かれています。
- 書籍小説版では5巻最終話
- 漫画版では今後、それぞれ20〜22巻あたりと予想
また、壬氏がなぜ猫猫にここまで強く惹かれているのか、についても、考慮される主な理由を考察してみました。
今後の2人の恋愛関係がどのように展開されていくのか、楽しみですね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。